SNSマーケティング〜X(旧:Twitter)運用のコツ〜
2023/12/04
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2023/12/04
Xの企業アカウント運用とは、自社の商品やサービスなどをXを利用して宣伝するマーケティング手法です。
Xは拡散力が高くユーザーとの交流も図りやすいため、多くの企業が取り入れています。
Xで多くのユーザーから共感や興味を持ってもらえると、メディアで取り上げてもらえることもあり、爆発的な人気が出る可能性もあります。
また、ユーザーに自社商品についてのアンケートなどを取らなくても、Xを利用すればリアルタイムで情報収集することも可能です。
ほかのSNSと比べて、Xは特にユーザーとの交流が図りやすいほか、拡散力も高いためファンの獲得に繋がりやすいのが特徴です。
基本的に若い世代の利用者が多いですが、30代〜50代と幅広い年代の方も利用しています。
Xを始めれば、すぐに効果が出るわけではありません。X運用を成功させるために、以下のコツを活用して効率よく運用を開始しましょう。
まずは、Xを運用する目的を明確にすることが大切です。運用目的が明確になっていないと、どれくらい成果が出たのかが分からなくなってしまったり、思っていた成果が得られなくなってしまう可能性があります。
運用目的を明確にし、効率的にX運用を進めましょう。
次に、どのような人にXを見てもらいたいかを明確にしましょう。20代女性などと曖昧なユーザー像だとXの投稿内容にブレが生じてしまったり、明確な情報発信ができません。
どのような性格か、趣味や住んでいるところなど細かくペルソナを設定することで、明確な情報を発信できることに加え、ファンの獲得に繋がりやすくなります。
投稿時間を意識することも重要なポイントです。
朝の通勤時間や昼の休憩時間、就寝前はXを利用するユーザーが多く、おすすめです。
・7時~8時
・12時~13時
・20時~22時
Xを利用しているユーザーが多い時間帯を狙って投稿することで、自社の投稿を多くのユーザーの目に留まりやすくしましょう。
ユーザーにとって有益な情報を発信することはとても重要です。例えばキャンペーンの案内や生活に役立つ豆知識、自社商品・メディアの有効な活用方法などはユーザーにとって有益な情報と言えます。
このように「ユーザーは何を知りたいのか?」「どのような情報を必要としているか?」をユーザーの立場になって考えてみましょう。
ほとんどの場合、ユーザーは何かきっかけがないとフォローしてくれません。そのため、フォロワーを増やすために、キャンペーンを行いきっかけを作ることが有効です。
「フォロー&リツイートで何名様に商品をプレゼント」などといった魅力的なキャンペーンを実施してみましょう。
トレンドキーワードを投稿文内にいれると、トレンドキーワードを検索したユーザーの流入が見込めるため、より多くのユーザーに投稿を見てもらえるようになります。
トレンドキーワードを調べて、どのようなキーワードなら自社の投稿に盛り込めるかよく確認しましょう。投稿内容と見当はずれなキーワードを、無理やりいれることがないように注意してくださいね。
競合やフォロワー数が多い人気アカウントがどのように情報発信しているのかを調べてみましょう。調べて分析していくことでユーザーにとって何が魅力になっているのかがわかってきます。
競合や人気アカウントのツイートやキャンペーンの実施方法などを、自社のアカウントで再現するなど、成功している魅力的な要素を積極的に取り入れていきましょう。
人気のある企業アカウントは、ユーザーの心を掴むのがとても上手です。ユーザーとコミュニケーションをとることで、ユーザーが望む声に応えられているからこそ人気があるといえます。
例えばツイートの投稿文に文字だけでなく絵文字を使うことで、親近感がわきコミュニケーションがとりやすくなります。
ネガティブな意見があったとしても、紳士的に丁寧に対応することで逆にファンになってくれるケースもあるため、ユーザーとのコミュニケーションは大切にしましょう。
文章だけの投稿より、画像や動画がある投稿を意識するようにしましょう。
文章だけの投稿だとユーザーが退屈し、脱線してしまう可能性が高くなります。画像や動画があるとユーザーの興味を引くことができることに加え、投稿が華やかになるためおすすめです。
通常のX運用でフォロワーを獲得できなくなってきた場合は、X広告を配信することもおすすめです。X広告は、年齢・性別関係なくユーザーの興味関心や、特定のアカウントをフォローしているユーザーに広告を発信することができます。
さらに、その広告を見たユーザーがいいねやRTをしてくれれば、その先のユーザーまで情報が伝わるため、かけた予算以上の効果が得られることが期待できます。
Xを運用することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか?以下でX運用のメリットを5つ紹介します。
Xを運用することで、Xを利用しているユーザーに自社の商品やサービスを知ってもらうことができ、認知度の拡大に繋がります。
Xを利用しているユーザーはとても多いため、認知度を上げるにはおすすめな方法です。
認知度が上がれば、その分売上アップにも繋がります。
アカウントに商品やサービスを紐づけて紹介することで、Xからでも商品やサービスを購入することができるように促しましょう。
最高の商品・サービスを提供できたと思っても、ユーザーの正直な意見を聞くことは難しいです。
しかし、Xを活用すればユーザーの正直な意見を知ることができます。良い意見だけでなく、悪い意見も知ることができ、今後の商品・サービス作りに活かすことができます。
Xはリアルタイムでの情報発信に特化したSNSです。そのため、自社の新商品に関する情報や世間で話題になっていることなどをいち早く発信することができます。
また、最新の情報や流行も知りやすいため、今後の商品・サービス作りの良い材料にもなります。
Xのリポスト(旧:リツイート)機能により、他のSNSよりも広く情報を拡散できるのもX運用のメリットです。
リポスト機能の他にも、検索性の高さも魅力です。トレンドのキーワードを盛り込んでツイートすることで、キーワードを検索したユーザーにツイートを届けることができるため、多くのユーザーに情報を届けることができます。
認知度拡大や売上向上におすすめなX運用ですが、注意しなければならないこともあります。
スムーズにX運用を行うために、以下の注意点をよく確認しておきましょう。
X運用を行うにあたり、X社の定めるルールは守らなければなりません。特にキャンペーンを実施する場合には注意が必要です。
公式ページには、以下のような注意点が記載されています。
・複数のアカウントを作成させない
・繰り返し同じツイートをさせない
以上のことを注意し、キャンペーンを実施するようにしましょう。
Xは拡散性が高さゆえに、炎上する可能性も高くなります。一度投稿してしまったツイートはインターネット上に永遠に残ります。
そのため、炎上のリスクを理解した上でX運用を行うようにしましょう。ツイートする内容を入念にチェックすることはもちろん、炎上してしまった際の対処法も用意しておくと安心です。
問い合わせへの対応体制を整えておくことも、トラブル回避のために重要になります。Xは誰でも気軽にメッセージを送ることができます。
普段受け付けているような問い合わせの他に、厳しい意見なども送られてくることがあります。
そのような問い合わせがあった場合、Xで直接やり取りを行うのか、問い合わせ窓口に回すのかなどあらかじめ決めておくことで、安心かつ快適にX運用を行うことができます。
本記事では、X運用のコツについて紹介しました。今、X運用は様々な企業が取り入れているおすすめなSNS運用です。
高い拡散力で認知度のアップ、売上の向上が期待できるメリットがある一方で、炎上や攻撃的な意見への対応など注意しなければならないこともあります。そのため、万が一の場合に備えて体制を整えておくことが大切です。
本記事で紹介した内容をもとに、効率的にX運用しましょう。
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