経営層と現場の橋渡しを担う対話力の磨き方
2024/11/11
ブログ
2024/11/11
介護現場の皆さま、日々の運営に心よりお疲れさまです。特に介護老人保健施設や特別養護老人ホームを運営されている理事長の皆さまにとって、経営層と現場の信頼関係を築くことは、運営を円滑に進めるための非常に重要な課題です。この信頼関係を強化するための一つの重要な要素が「対話力」です。
「対話力」というと、単にコミュニケーションが上手なことや、会話が弾むことと捉えがちですが、介護の現場における対話力はそれだけではありません。現場の声を汲み取り、経営の方針としっかりと融合させていく力、これこそが本当の対話力と言えるでしょう。
まず、現場のスタッフが抱える不安やストレス、そしてモチベーションの変動は、介護施設全体の運営に直結します。例えば、現場スタッフが「もっと効率的に仕事を進めたい」「施設の環境を改善してほしい」といった希望を持っていても、その声が経営層に届かなければ、それらのニーズは改善されません。逆に、経営層の方針や理想が現場にうまく伝わらないと、スタッフも「現場の実態を理解してくれていない」と感じ、不満が生まれることもあります。
このような状況を改善するためには、経営層と現場の対話が不可欠です。対話を通して、経営の目標や方向性が共有され、現場の意見や要望が汲み取られ、双方向の理解が深まることで、施設全体が一つのチームとしての結束を強めることができるのです。
ある介護老人保健施設では、現場スタッフの意見をより積極的に取り入れるために、「現場対話会」を定期的に開催しています。経営層が定期的に現場を訪れ、スタッフの意見を直接聞く場を設け、意見交換が自由に行われる環境を整えました。結果、現場のモチベーションが向上し、スタッフの離職率も低下。また、現場の改善が進んだことで、入居者様へのサービスの質も向上しました。この施設では、対話力の向上が施設全体の運営にポジティブな影響を与えた一例と言えるでしょう。
ここまで、対話力の重要性について述べてきましたが、実際にその力を養うには具体的なトレーニングやサポートが必要です。株式会社ジャパンスタンダードでは、介護施設運営者の方々に向けて、対話力を磨くためのコンサルティングやトレーニングプログラムをご用意しています。以下のようなサポートが可能です:
経営層と現場の対話力を高めることで、施設運営はより円滑に進み、現場の士気も高まり、入居者様へのサービス向上にもつながります。ですが、この対話力の向上を一人で進めるのは容易なことではありません。対話力を本質的に磨き、施設運営をより良くしたいとお考えの皆さまは、ぜひ一度、株式会社ジャパンスタンダードにご相談ください。私たちは、介護施設の皆さまに寄り添い、共に課題を解決し、信頼と対話に基づいた運営サポートを提供いたします。
私たちと一緒に、対話力を磨き、施設の未来をより良くしていきませんか?
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