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離職率改善に向けて、社長に必要なマインド4選<その1>

2023/09/06

小林が離職率改善に向けて仕事をするなかで、「こんな社長トップでは離職率が改善されない」、「社長の信頼が得られないことで社員が離れて行く」と感じることが多々あります。今回は、離職率を改善するために、社長などトップに立つ人材に必要なマインド4つについてお伝えします。

明確なビジョンやゴール設定は社長がするべき

今回は、その1回目です。まず何より大切なのが「社長として事業に対して明確なビジョンを持つ」ことであると考えています。

社長が明確なビジョンを持つということは、企業としての柱ができ、部下にとっても目指すべき指標になります。逆にいえば、ビジョンがないということは、仕事をするうえで何を目指し、何を達成すれば良いのかがわからないということです。

社長の立場に立つ人のなかには、あれもやってみよう、これもやってみようと色々なことに手を出してしまい、結局何を目指している企業なのかわからなくなる人もいます。色々なことに挑戦してみるのが一概に悪いこととはいえませんが、社長が考えていること、その軸やゴールは設定して部下にもしっかりと共有しておくことが欠かせません。

部下は、何をどのように動き、何を目指せば良いのかわからない企業で働くことはできません。ビジョンは社長が決め、部下を導いていく必要があります。

もちろん、ビジョンやゴールを設定し、それを実行していくなかで部下に意見を求めたり、質問を受け付けたりするのは良いことです。

わからないことは共有しあいながら、また改善すべきことは都度改善しながら仕事を進めることは良いことですが、最終的な目的地を決めることのできる社長でいることが、部下の心をつかみ、離職率改善にもつながります。

次回の「離職率改善に向けて、社長に必要なマインド」は

次回は、責任転嫁してしまう社長ではなく、最終的な結果について責任を取れる社長でいるべき、という内容についてお伝えします。

自分の会社での立ち回り方や姿勢が正しいかどうか、ぜひ見直し改善するきっかけにしてくださいね。