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初心者必見!5分でわかるwebマーケティングの広告の特徴

2023/06/17

広告をネット上に出したいけれど、何をしたらよいかよくわからない。

そんな時はまず、ネット上には今どんな広告で溢れているのか探ってみましょう。

今回は、特にネット上でよく見る広告を4つに絞ってご紹介します。

< この記事を読むと得られるメリット >
・ネット広告の基本4種類についてと、そのメリットがわかる
・各広告のおおまかな費用(適正価格)がわかる
・自分が使うべき広告の種類がわかる

この記事を読み終えた頃には、

「普段スマホやPCで見ている時の広告は、こういう目的だったのか」
「この広告は、リスティング広告だな」

などわかるようになるでしょう。

さらに、
競合他社の広告の仕組みや意図もわかったり、
プライベートでのネットサーフィンの時にもきっと広告を見ると理解できるようになるでしょう。

そんな私たちの身の回りに溢れるネット広告について、ぜひ最後までご覧ください。

リスティング広告

リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに連動して検索結果にテキスト形式で表示される広告です。 検索結果に表示されるため「検索連動型広告」とも呼ばれます。

ユーザー自身が検索したキーワードに合わせて広告が表示されるため、サービスや商品を探していたりニーズが明確になっていたりするような、確度の高いユーザーにアプローチできるという特徴を持ちます。

リスティング広告でできること

リスティング広告では、下記のような広告配信が可能です。

ユーザーの検索キーワードに合わせて広告を配信できる
確度の高いユーザーにアプローチできる
表示される広告文を自分で決められる
広告費用の上限を自分で決められる
一日あたりの予算を自由に設定できる

メリット

リスティング広告は自由度が高く、目的やターゲットに合わせて細かく配信設定をカスタムすることが可能です。また従来の広告手法に比べると低予算で始めることができ、一日あたりの予算も設定しておけるため、広告に慣れていない方でも自分で気軽に試すことができます。

デメリットを1つ挙げるならば、既にそのサービスや商品を欲しいと思っている「顕在欲求層」のユーザーがターゲットになります。

※リンクカードで差し込む もし他の記事も書いていてサイト回遊させるのが可能ならば
目的:サイトの滞在時間を上げる 
内容:「顕在欲求層・潜在欲求層・欲求なし」についての記事
意図:基本はわかりやすい文章、合間に「顕在欲求層」など馴染みがないワードも入れる。

リスティング広告は、入札戦略にもよりますが基本的にユーザーが広告を実際にクリックした際に費用が発生します。つまり広告が表示されただけでは費用はかからず、クリックされた分だけ費用が発生する仕組みです。

また、広告予算は自由に設定できるため、「思ったよりもクリックされて予算を大幅にオーバーしてしまう」という事態も防げます。

リスティング広告費用の相場

リスティング広告の費用相場は、月20~30万円程度です。もちろん事業規模や売上高に対する広告費の比率は業種やマーケティングの目的などによって差がありますが、ある程度の目安にはなるでしょう。

リスティング広告 まとめ

ユーザー自身が検索したキーワードに合わせた広告
既にサービスや商品を探していたりニーズが明確になっているユーザーが対象
表示される広告文を自分で決められる
広告が表示されただけでは費用はかからず、クリックされた分だけ費用が発生
一日あたりの予算を自由に設定でき、予算は低め

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告です。「画像+テキスト」もしくは「動画+テキスト」を組み合わせたバナーで表示されることが多いので、「バナー広告」とも呼ばれています。

Webサイトの右側やアプリのニュースフィードなど、ユーザーの目につく場所に広告を出稿します。

ディスプレイ広告を配信する際には、主に「Google」と「Yahoo!」の2大アドネットワークが活用されます。アドネットワークとは、様々なWebサイトやアプリを集めてパートナーとすることで、それらの媒体にまとめて広告が配信できる仕組みのことです。

また最近では、YouTubeの動画再生中や再生前後に広告を配信するインストリーム広告を中心とした「YouTube広告」も注目を集めています。

テキストを含めたビジュアルで訴求することでユーザーの興味を惹き、クリックしてもらうことで、サイト誘導やコンバージョン獲得へと繋げていきます。

ディスプレイ広告は、入札額(いくらで広告を出すか)や広告枠(どこに出すか)、ターゲットなどを細かく調節しながら、目的に応じて成果を最大化させていく「運用型広告」の一つです。特定のサイトやアプリの枠を買う「純広告」とは異なる広告手法になります。

メリット

1つ目のリスティング広告は、「検索連動型広告」とも呼ばれ、ユーザーの検索したキーワードに沿って、検索画面の上部や下部に表示されるとご説明しました。

一方のディスプレイ広告は、様々なサイトやアプリの広告枠に表示されます。そのため、配信方法によっては、短期間で大量のユーザーに広告を表示させることが可能です。

すなわち、その商品やサービスを欲しいと思ってなかった人の目にも届けることが可能です(潜在欲求層のユーザーなどの目にも触れる)

デメリットを挙げるならば、ユーザ―にとっては不本意に出てくる広告が多く、サイトによっては多く埋め込まれ過ぎていると見にくかったり邪険にされます。

また、どこの媒体に配信しているのかを広告主(出稿側)がコントロールしづらい側面もあります。

ディスプレイ広告費用の相場

ディスプレイ広告費用は月20~50万円程度です。誘導メインにしたい、認知させたい、などの目的によって費用は異なります。

ディスプレイ広告 まとめ

Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告
配信方法によっては、短期間で大量のユーザーに広告を表示させることが可能
入札額(いくらで広告を出すか)や広告枠(どこに出すか)、ターゲットなどを細かく調節しながら、目的に応じて成果を最大化させていく「運用型広告」
その商品やサービスを欲しいと思ってなかった人の目にも届く(新たな需要喚起)
どこの媒体に配信しているのかを広告主(出稿側)がコントロールしづらい

リターゲティング広告

リターゲティング広告はWeb広告の一種で、その名称「Re targeting」の通り、過去にWebサイトを訪問したことのあるユーザーに対して配信される広告です。

リターゲティングと似た言葉に「リマーケティング」があります。字面は異なりますが、本質的には同じ意味です。

広告媒体によって名称が違うというだけなので、表現の違いについて気にする必要はありません。

リターゲティング広告は、Webサイトへの訪問履歴があるユーザーに対して、一定期間後に再アプローチできます。その仕組みについて紹介します。

リターゲティング広告は、WebサイトのCookie(以下、クッキー)で訪問ユーザーをリスト化し、その情報を基に広告を配信します。

※クッキーとは、Webサイトに訪問したユーザーの情報を保存する仕組みを指します。

一度ログインしたショッピングサイトを再訪問した際、ログイン状態が維持されていることがあります。これはWebサイトに保存されているクッキーが機能しているためです。

<リターゲティング広告を実施する場合>

リターゲティング広告を配信するために必要なクッキーを収集するため、あらかじめ自社のWebサイトに「タグ」を埋め込む必要があります。訪問ユーザーには、埋め込まれたタグによりクッキーが付与されます。
それに基づきリスト化された情報を活用して、広告主はリターゲティング広告を配信できる。

このような仕組みになっています。

1つ目のリスティング広告、2つ目のメディア広告と比べると、もしかしたら経験がない方もいるかもしれませんので、つぎに簡単な例を挙げます。

例)
美容サイトに訪問履歴のあるユーザーにリターゲティング広告が配信される流れを、以下の例をもとに説明します。

1.オールインワンジェルを販売する美容サイトに「タグ」を設定
2.ユーザーがオールインワンジェルを販売している美容サイトを訪問する
3.タグによりサイト訪問ユーザーにクッキーが付与される
4.ユーザーのクッキーがWebサイトに保存される
5.クッキーに基づきユーザーの情報をリスト化
6.リスト化された情報を活用して、リターゲティング広告を配信

ユーザーのクッキーには、①「サイトを閲覧しただけで離脱した」②「商品詳細ページまで訪問した」③「カートに入れたが購入には至らなかった」「商品を購入した」など細かな行動情報が含まれます。

このような情報を基にユーザーをリスト化し、「商品詳細ページまで訪問したユーザーに、同一商品の広告を3日後に出す」などと設定して、リターゲティング広告を配信します。

メリット

リターゲティング広告は、サイト訪問ユーザーが取った行動別に細かくリスト化した上で配信します。商品やサービスに対する温度感に合わせてユーザーが欲している情報を広告として出せるため、コンバージョン率アップが期待できます。

デメリットを挙げるならば、リターゲティング広告は、Webサイト上に何度も同じ広告が表示されると、ユーザーの中には「わずらわしい」と感じる人がいるかもしれません。

また、ユーザーにマイナスイメージを持たれる可能性があります。Webサイトに何度も同じ広告が表示されると、不快に感じるユーザーもいるからです。実際、「広告 消す」「広告 ブロック」というワードでネット検索をするユーザーも多く、そのようなニーズに応えるため、広告をブロックするためのアプリが存在するほどです。

ユーザー情報をリスト化できる良い面がある反面で、繰り返し表示される広告については、商品やサービスだけでなく、提供元の企業・店舗にもネガティブな印象を持たれかねないため、注意が必要です。

リターゲティング広告費用の相場

リターゲティング広告の配信にかかる費用は、ターゲットの設定、想定するインプレッションやクリック数によって費用が異なります。

リターゲティング広告の配信でよくある課金方式はこの2つです。

・クリック課金
・インプレッション課金

クリック課金が1クリック50円から100円程度、インプレッション課金が1,000インプレッションにつき50円から100円程度です。 YouTubeをはじめとする提携メディアへの配信も可能です。

課金方式:クリック課金とは

クリック課金は、広告がクリックされると料金が発生するシステムです。広告が表示されただけでは課金されません。

広告に興味のないユーザーはクリックしないため、表示されるだけで課金されるインプレッション課金よりも高い費用対効果が期待できます。

課金方式:インプレッション課金とは

インプレッション課金は、広告の表示回数によって料金が発生するシステムです。この方式では、クリックされたかどうかに関係なく課金されます。

広告を見たユーザーが商品やサービスを購入したかどうかに関係なく課金されるため、広告費用のコントロールしやすいものの、費用対効果が悪くなる可能性があります。

まとめると、1日あたりにかける費用は、広告を配信する企業・店舗が上限予算を設定できるため、必要以上に予算をかけて広告を配信してしまう心配はありません。

リターゲティング広告 まとめ

過去にWebサイトを訪問したことのあるユーザーに対して配信される広告
一定期間後に再アプローチするのでコンバージョン率アップが期待できる
Webサイト上に何度も同じ広告が表示され「わずらわしい」と感じられることも
主な課金方式は「クリック課金」「インプレッション課金」の2つ
1日あたりにかける費用は、広告を配信する企業・店舗が上限予算を設定できる

アフィリエイト広告

「アフィリエイト広告」とは、通常「成果報酬型広告」を指します。
広告は通常、広告枠に「掲載」されることで広告費が発生しますが、アフィリエイトは掲載(露出)だけでは広告費は発生しません。

また広告が「クリック」されただけでも課金されません。

広告をクリックしたユーザーが、ショッピングサイトであれば「購入」、資料請求などを目的としたリード型サイトであれば「資料請求」、「会員登録」などのアクション)をした場合に広告費が発生します。

アフィリエイト広告は、各媒体それぞれ個別に条件交渉する方法もありますが、通常はアフィリエイト広告を掲載したい媒体を束ねているASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)というサービスを使用して掲載を行います。

ASPを提供している会社は複数あり、アフィリエイト広告の掲載をしたいアフィリエイターやサイト運営者はたいてい、いくつかのASPに登録しています。
アフィリエイターは登録が無料で、審査さえ通れば、出稿されている広告の中から好きな広告を掲載できます。

一方、広告主もアフィリエイターに掲載してもらうようASPに出稿を行います。

今回の記事では、こちらを詳しくお伝えします。

メリット

広告主はASPに出稿し、アフィリエイターは出稿されている広告の中から掲載したい広告を選択し、「提携申請」することからアフィリエイト広告の掲載がはじまります。

すなわち、アフィリエイターに選ばれて初めて広告掲載が始まるのです!

この仕組みが、アフィリエイト広告の向き・不向きやアフィリエイト広告の限界値を決定します。

アフィリエイト広告のメリットは大きく2点。

CPA課金のために獲得単価が一定(費用対効果がよい)なこと。そして、ASPを通じて多くのサイトに掲載される可能性がある、ということです。

サイトひとつひとつと条件交渉を行うのは非常に手間がかかる作業なので、あらかじめそういったサイトが集まっているのはメリットです。

反対にデメリットは、掲載の保証がないということです。

アフィリエイト広告費用の相場

一般的な相場としては、月額3万~5万円程度です。 ASPの多くは複数の料金プランを用意しており、基本的に契約期間が長くなるほど、月額費用が安くなること がほとんどです。

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アフィリエイト広告 まとめ

「アフィリエイト広告」とは、通常「成果報酬型広告」のこと
成果に対して報酬を支払う「成果報酬型」のため、費用対効果が高い(売上が上がってから費用が発生する仕組み)
ASPというサービスを使用して、広告の掲載を行う。
CPA課金のために獲得単価が一定(費用対効果がよい)
必ずしも掲載の保証がない

まとめ

最後にそれぞれの特徴をおさらいしましょう。

それそれの広告の特徴、メリットやデメリットを踏まえたうえで、ご自身の商品やサービスにマッチした広告を出しましょう!

リスティング広告 まとめ

ユーザー自身が検索したキーワードに合わせた広告
既にサービスや商品を探していたりニーズが明確になっているユーザーが対象
表示される広告文を自分で決められる
広告が表示されただけでは費用はかからず、クリックされた分だけ費用が発生
一日あたりの予算を自由に設定でき、予算は低め

ディスプレイ広告 まとめ

Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告
配信方法によっては、短期間で大量のユーザーに広告を表示させることが可能
入札額(いくらで広告を出すか)や広告枠(どこに出すか)、ターゲットなどを細かく調節しながら、目的に応じて成果を最大化させていく「運用型広告」
その商品やサービスを欲しいと思ってなかった人の目にも届く(新たな需要喚起)
どこの媒体に配信しているのかを広告主(出稿側)がコントロールしづらい

リターゲティング広告 まとめ

過去にWebサイトを訪問したことのあるユーザーに対して配信される広告
一定期間後に再アプローチするのでコンバージョン率アップが期待できる
Webサイト上に何度も同じ広告が表示され「わずらわしい」と感じられることも
主な課金方式は「クリック課金」「インプレッション課金」の2つ
1日あたりにかける費用は、広告を配信する企業・店舗が上限予算を設定できる

アフィリエイト広告 まとめ

「アフィリエイト広告」とは、通常「成果報酬型広告」のこと
成果に対して報酬を支払う「成果報酬型」のため、費用対効果が高い(売上が上がってから費用が発生する仕組み)
ASPというサービスを使用して、広告の掲載を行う。
CPA課金のために獲得単価が一定(費用対効果がよい)
必ずしも掲載の保証がない

最後までお読みいただきありがとうございました。