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ホクロ除去とは〜施術法の種類やダウンタイムなど徹底解説〜

2023/11/28

ホクロはチャームポイントの1つにもなりますが、中にはコンプレックスに感じている方もいるでしょう。気になるホクロがあれば、除去手術で取ることも可能です。しかし、安全性やダウンタイムなど気になるポイントが多くあるでしょう。本記事では、ホクロ除去施術の種類やダウンタイムなどについて解説していきます。

ホクロ除去とは

ホクロ除去は、皮膚表面にあるホクロと呼ばれる小さな色素斑の除去手術のことです。ホクロは、皮膚に集中して存在するメラノサイトが異常に増殖することによって形成されます。

ホクロ除去の目的は、美容的な理由や異常なホクロの検査など、人によって異なります。ホクロ除去を受けている方は、ホクロをコンプレックスに感じている方が多いです。

一方で、ホクロが不規則な形状や色をしている場合、または急速に成長している場合には、皮膚がんや他の皮膚疾患のサインである可能性があります。悪性のホクロだった場合も、ホクロ除去手術を受けることが多いです。

ホクロ除去の種類

ここからは、ホクロ除去の主な種類を詳しく解説します。

レーザー治療

レーザー治療は、ホクロをレーザー光線を使って除去する方法です。レーザー治療では、高エネルギーのレーザー光線がホクロの色素に吸収され、徐々にホクロを破壊していきます。

レーザー治療は一般的に痛みが少なく、出血や傷跡のリスクが低いとされています。痛みが苦手な方におすすめです。治療後は、数週間から数ヶ月かけて皮膚が修復されていきます。

電気メス

電気メスは、高周波電気を使ってホクロを除去する方法です。専用の電気メス装置を使用し、ホクロを切り取りながら、同時に出血も止めていきます。ただし、電気メスは他の方法と比較して傷跡が残りやすいとされているため、注意が必要です。メイクなどでカバーすることも可能ですが、忙しくて休みが取れない方にとっては向いていないかもしれません。

切開法

切開法は、大きなホクロや深く根付いたホクロを除去するために使用される方法です。切開法では、局所麻酔を使用してホクロの周囲の皮膚を切開し、ホクロを取り除いていきます。

切開後は、傷口を縫合していくため、傷跡が残る可能性が高いです。傷跡を最小限に抑えるためには、適切な傷跡管理が欠かせません。

くり抜き法

くり抜き法は、ホクロを円形にくり抜いて取り除く方法です。この方法では、局所麻酔を使用し、ホクロの周囲の皮膚をくり抜いていきます。

くり抜くとなれば、傷口が大きく目立つのではないかと心配に思うかもしれませんが、傷跡を最小限に抑えられるのがくり抜き法のメリットです。ただし、大きなホクロの除去には適していますが、小さなホクロには向いていません。

ホクロ除去のダウンタイム

各ホクロ除去方法のダウンタイムは、個人の治癒能力や施術の範囲によって異なります。以下にそれぞれの方法の一般的なダウンタイムを詳しく解説します。

レーザー治療

レーザー治療のダウンタイムは比較的短く、通常は数日から数週間です。治療後、皮膚が一時的に赤く腫れることがありますが、数日程度で治るでしょう。

中には、治療後に一時的に色素沈着や皮膚の脱色が生じることがありますが、これも通常は数週間程度で回復します。ただし、完全な皮膚修復には数週間から数ヶ月かかる場合があります。

電気メス

電気メスによるホクロ除去のダウンタイムも比較的短いです。施術後、ホクロの周囲に一時的な赤みや腫れが生じることがありますが、数日程度で治まるでしょう。傷跡が治るまでには個人差がありますが、通常は数週間から数ヶ月で修復されることがほとんどです。

切開法

切開法によるホクロ除去は、他の方法と比較するとダウンタイムが長いのが特徴です。切開後、傷口が縫合されますが、完全な治癒には数週間から数ヶ月かかることがあります。

最初の数日間は、傷口の腫れや痛みが生じることもあるでしょう。また、傷跡や色素沈着が起こる可能性もありますが、傷跡を適切にケアすることで、最小限に抑えられます。

くり抜き法

くり抜き法のダウンタイムは、ホクロの大きさや深さによって異なります。くり抜き法の場合は、治療後に傷口の周囲に一時的な腫れや赤みが生じることがあります。

また、傷跡や色素沈着が起こる可能性もありますが、適切に傷跡をケアすることで、徐々に治っていくでしょう。

ホクロ除去のダウンタイムの過ごし方

ホクロ除去のダウンタイム期間中には、いくつかのポイントに注意することが重要です。

紫外線対策

ホクロ除去後の皮膚は傷ついているため、紫外線の影響を受けやすくなっています。直射日光や日焼けを避け、日中外出する際には帽子や日傘、長袖などの適切な防備をすることが重要です。

また、紫外線防止効果のある日焼け止め剤を塗るのもおすすめです。紫外線対策をすることで、皮膚の炎症や色素沈着のリスクを軽減できるでしょう。

肌に刺激を与えない

ホクロ除去後の皮膚はデリケートで、刺激に対して敏感です。ダウンタイム期間中は、化粧品や洗顔料などの刺激の強い製品をなるべく避けましょう。

刺激が少なく、無香料で低刺激の製品を使用するのがおすすめです。

また、洗顔や保湿などのスキンケアを優しく行い、力を入れすぎないように注意しましょう。肌の清潔を保ちつつ、過度な刺激を避けることで皮膚の修復を早められるでしょう。

かさぶたをなるべく触らない

ホクロ除去後は、かさぶたができることがあります。かさぶたは皮膚の保護をする役割を果たしているため、できるだけ触らないようにしましょう。

かさぶたを無理に剥がしたり、引っ掻いたりすると、傷口が再び開いて感染のリスクが高まる可能性があります。かさぶたが自然に剥がれ落ちるまで待ちましょう。

まとめ

今回はホクロ除去について詳しく解説しました。ホクロ除去の種類によってダウンタイムの長さや程度が異なります。また、ホクロの種類によっても適切な除去方法が異なるため、医師と相談しながら決めることが大切です。