【webマーケティング初心者必見!】ペルソナ設計の作り方徹底解説
2023/06/24
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2023/06/24
webマーケテイングにおいて「ペルソナ」を設計した方が良いということを耳にしたことはありませんか?
本記事では、なぜペルソナを設計した方が良いのか、ペルソナとは一体なんなのかを説明していきます。合わせて、ペルソナを設計する方法や注意点なども紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
webマーケティングにおいて、ペルソナとは「webサイトを訪れるユーザーを具体的にイメージした架空の人物像」のことです。
具体的にイメージした架空の人物像(ペルソナ)を設定することで、webサイトを作成する際の方向性が決まり、具体的な施策を考えられるようになります。
ペルソナを設計する際には「リアリティ」が重視されます。性別や年齢の他にも居住地・職業・収入や家族構成、趣味やライフスタイルまで、様々な設定を細かく行い、出来るだけリアルな人物像を定める必要があります。
「ペルソナ」と「ターゲット」の違いは「設定の深さ・具体性」です。
ターゲットの場合は、比較的大まかな人物像を設定します。
<例>
・40代女性、派遣社員
・60代男性、会社員、趣味はゴルフ
一方で、ペルソナの場合はより深く・具体的に人物像を設定します。
<例>
・小林由美子、42歳、女性、工場で派遣社員として働いている、茨城県在住、4人家族(夫40歳・11歳と12歳の娘2人)、趣味は料理で健康管理には人一倍気を使っている
このように「ペルソナ」と「ターゲット」は「webサイトに訪れるユーザー像」という点は同じですが、どの程度具体的なのかという点で違いがあります。
ペルソナを設計するメリットは大きく分けて、3つあります。なぜペルソナを設計した方がいいのか、設計することでどんなメリットがあるのかを紹介します。
ペルソナを設計することで、ペルソナのニーズを満たすように記事を作成し、戦略を考えていきます。そのため、設計したペルソナの生活スタイルや求めていることに関して、あれこれと思いを巡らせる必要があります。すると、結果的に自然とペルソナ目線でニーズを導き出せるようになります。
記事を書く人は、ユーザーの気持ちに寄り添うことはできても、本物のユーザーではありません。そのため「私だったら」「なんとなく」といった感覚的な判断をしてしまう可能性があります。
ペルソナは、そういった感覚的な判断に陥ってしまわないようにするための、道標としても役に立ちます。
サービスのユーザー像が固まっていると、社内でのコミュニケーションにおいて大きなメリットがあります。
ペルソナが決まっていることによって、目指すべきものがチーム内で共通のものになるため、認識のズレが起こりづらくなります。
ペルソナを設計するにあたり、注意しなければならないことが2つあります。ターゲットを想像するだけではなく、注意しなければならない点を抑えてリサーチを行う必要があります。
ペルソナ設計の際によくある間違いは、自分の思い込みを入れてしまうことです。自分の思い込みやイメージを元にペルソナを作成してしまうと、本来求めているユーザー像からかけ離れたものになってしまいます。
ペルソナ設計の際は、顧客データや口コミ・SNSなどで情報を集めて、それを元に具体的な納得感のあるペルソナを設計することが大切です。
ペルソナを設計する時は、実在しそうな1人のユーザー像を目指すようにしましょう。ユーザー像を複数作ってしまうと、しっかりとした軸ができず目指すべきものがあやふやになってしまいます。
複数の性格や価値観などをうまく組み合わせて、実在しそうな1人のユーザー像を作ることで、目指すべきものが1つに絞られ、より良い記事が書けるようになります。
まず、必要となる情報を集めるところから始めます。webサイトを構築するにあたり、ある程度のターゲット層が決まっている場合が多いので、そのターゲット層に対しての情報を集めていきます。
情報収集の方法として、以下のような方法があります。
ターゲット層がある程度決まっている場合、そのターゲット層に対してアンケートやインタビューを実施することは、ペルソナ設計によく用いられる方法です。
例えば「高校生向けの学習教材」で例えると、ターゲット層に対して、学習教材に求めていることは何か、今取り組んでいること、学習にかけている金額などwebサイトを構築する上で、必要と考えられる情報をアンケートによって収集します。
オンラインでアンケートフォームを作成し、それをSNSで拡散するなどの方法でもアンケートを取ることもできるので、ぜひ取り入れてみてください。
自社内にターゲット層の声が反映されたデータがある場合、それはペルソナ設計においてとても役に立ちます。自社内にそのようなデータがなくても、ネットで検索し競合サイトや口コミサイトから情報を集めることも可能です。SNSなどで、実際の消費者の声を拾うことも一つの手です。
良い意見から悪い意見まで、ユーザーの声がストレートに反映されているので、参考にしてみると良いでしょう。
ある程度情報が集まったら、実際にペルソナを設計していきます。情報収集によって得た情報を書き出し、具体的にしていきます。
その際、知人など実際に存在する人を思い浮かべてしまうと、ペルソナがその人に近いものになってしまうので、あくまでも架空の人物を思い浮かべてください。
実際、設計したペルソナはどのように活用するのでしょうか?
例として、コンテンツSEOを例えに、ペルソナの活用方法について説明していきます。
SEOにおいてKW設定は非常に重要になります。KWとはwebで検索する際のキーワードです。KW設定が甘いと、SEOで成果を出すことがとても難しくなります。そんなKWを設定する際に役に立つのがペルソナです。
<ニーズの抽出>
ペルソナの生活スタイルから、ユーザーが求めていること(ニーズ)を抽出します。生活の具体的なシチュエーションを書き出して、場面ごとにどのような困りごとが発生するかを抽出していきます。
<ニーズのKW化>
出てきたニーズを元にKWの形に変換していきます。ユーザーがどのようなKWで困っていることを解決しようとするのか、想像しながらKWに変換します。
ペルソナとはなんなのか、どのように設計してどのように活用するのかについて紹介しました。
ペルソナを設計することで、ユーザー目線に立ってユーザーが本当に求めていることを導き出すことができ、より良い商品・サービスを作り出すことができます。そのためwebマーケティングにおいてペルソナ設計は必須と言えるでしょう。
ペルソナを活用することで、ユーザーが求めていることに寄り添うことができる、そしてそれを満たすことができるサービスを作り出すことができるようになります!
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