離職率改善に向けて、社長に必要なマインド4選<その4>
2023/09/09
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2023/09/09
小林が離職率改善に向けて仕事をするなかで、「こんな社長トップでは離職率が改善されない」、「社長の信頼が得られないことで社員が離れて行く」と感じることが多々あります。今回は、離職率を改善するために、社長などトップに立つ人材に必要なマインド4つについてお伝えします。
今回は最終回になります。社長こそ「その場の状況に合わせて一喜一憂しないこと」が大切です。
これは社長に限ったことではないかもしれませんが、朝仕事に来たそばから機嫌が悪かったり、家庭での愚痴を話したりする上司や社長に出会ったことのある人も多いでしょう。
社長などトップの立場に立っている人は、今一度、こうした態度を取っていないかどうかを自分の胸に手を当てて確認してみてください。
とくに会議など仕事の話をするために社員が集まるような場面でも、プライベートな話で時間を使ってしまったり、個人的な内容や感情ばかりで仕事の建設的な話ができずに終わってしまったりすることもあります。
社長である以上、また人のうえに立つ以上、自分で自分の状態を確認して調整し、管理することは欠かせません。その空気感が社員に伝わると、それだけ士気が下がってしまい、やりづらい仕事環境になってしまうでしょう。
社長は孤独な立場であり、仕事です。トラブルも日常茶飯事であり、それらを一つひとつ解決していくしかありません。もちろん、一喜一憂しないといっても、一喜一憂したくなることばかりかもしれません。それでも、それを部下の前で見せてしまうのは良くありません。
なにかあるたびにイライラしてしまったり、不安になる人は一呼吸おいて、自分をリセットできるようになる練習から始めましょう。
起きていることに対して冷静に対処できる社長が、尊敬される社長であり、信頼を得ることのできる社長です。社長のために良い結果を出したいと思う部下も出てくるでしょう。
ここまで、離職率改善に向けて社長に必要なマインドの4つをお伝えしてきました。改善すべき部分や考え方を改めるべき部分は見つかりましたか。すべてを一度に改善するのは難しいかもしれませんが、少しずつでも社長から姿勢を変えることで、部下も働きやすくなったり、仕事においても良い結果が出せることがあるかもしれません。
試行錯誤しながらよりよい会社、より良い社長を目指し、社員の離職率改善につながると良いですね。
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